努力と我慢の違い
こんにちは、りすです。
私が最近読んだ本の中ではっとした内容があって、今日はそのことをお話できたらと思います。
その本とは小田桐あさぎさんの書いた『嫌なこと全部やめたらすごかった』です。
この小田桐あさぎさんですが、YouTubeで本の紹介をされているハッピー研究所さん経由で知りました。
私、これまで仕事、家事、育児に追われて本なんて何年も買ってないし読んでない状態だったのですが、産休に入り時間の余裕ができたこともあり読んでみました。
仕事は好きなことしかしない、家事も外注しているなどすごくぶっとんだ内容なのですが(でも私は嫌いではないし、そこまでなれたらいいなと思うくらい)、あっという間に読めてしまいました。
その中に努力と我慢を履き違えるなという内容がありまして、
努力は楽しみながらでき、成果に繋がる。
我慢は本当は嫌なことをやり続け、その結果エネルギーがなくなる。
的なことが書いてあったんですよね。
それを読んで、今まで私がしてきたことってただの我慢だったの?とめっちゃ目から鱗。
例えばですが、
毎朝旦那にお弁当作ったりとか、常に綺麗な家であるように掃除したりとか、時間に間に合うように仕事に行って成果を出したりとか、子どものために疲れていても栄養バランスがとれた献立を考えて帰宅後に素早く作ることとか。
ごめんなさい、世の中の主婦から見るとめちゃくちゃ当たり前のことかもしれませんが、私にとってこれは苦痛でしかなかった。
旦那や娘に対する愛情はあるものの、でも辛かった。
しかも旦那や娘からそんなこと求められてないのに(旦那は部屋汚くても毎日惣菜でも弁当なくても全然文句言わないし、娘は偏食気味で作っても食べてくれない)、勝手に頑張って恩着せがましく私やってやってる感出して、相手が望む反応しなかったらヒステリー起こす(旦那限定)めっちゃめんどくさいやつだった。
仕事だって良い環境で楽しいこともたくさんあるけど、時間で縛られるのがすごく嫌だった。
他にもたくさんエピソードあるけど、これって努力じゃなくて、我慢だったのかとすごく腑に落ちました。
そもそもこの行動って私の母がモデルなんだけど、そう言えば母もいつもイライラしながら家事してたなという記憶があります。
でも女って結婚して子どもできたらそんなものなんだと勝手に思い込んでいました。
恐ろしい思い込み。つまり今私が謎の我慢をし続ける限り、大切な娘にも変な思い込みをさせてしまうことに気づきました。
だから、私とりあえず家事の我慢をやめる!と決意。
ここでみなさん思うのは、もっと旦那に協力してもらうですよね。
私もそう思いました。でもうちの旦那は持病があり、あんまり無理はさせられない人なので、協力してとは言いにくい。
ちなみに旦那は料理以外の家事は少しは出来る。洗濯物たたみは私より上手く丁寧なので様子見てお願いはするけど、基本は戦力外。
私、何かを考えて決定するという行為がすごく苦手でストレスがかかるという傾向に気づいたんです。
変に頭が働いて考えていることがうまくまとまらず、最後は考えることを放棄してしまう感じで。
例えば料理だと子どもがいるので買い出しは週1、2回。その時に献立を考え、購入するんですが、まず、献立を考えるのが苦痛。やっとこさ献立考えて作ろうとしても色んなアイデアがひらめいて(冷凍庫にあれがあったから追加で入れようかなとか)素早く作れない。(もはやADHD)
なので、決めたヨシケイ取る。
多少お金はかかるけど、毎日新鮮な食材が届けられること、栄養バランスが考えられていること、決まった献立を作ればいいこと、料理が出来ない旦那でも作れることなど私にとってメリットはいっぱいでした。
これで私の我慢が一つ減りましたが、まだまだ我慢だらけの毎日。
もっと私が楽しく生き生きと過ごせるように努力します(これが努力という言葉の正しい使い方!)。